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日本人がイラクで捕虜にされてしまいました。 この由々しき事態について 新聞各社の社説やテレビなどで有識者達が 様々な意見を述べられています。 国の対応や自衛隊派遣について批判したり 本人の行動を様々な角度で予想、検討したり 中には捕虜のご家族に意見を求めているものもあります。 一つ一つの意見は非常に重みがあり 専門家でないと出せない答えを導き出している方もいらっしゃいます。 当事者でしかわからない、悲痛な叫びも聞こえてきます。 インターネットなどの媒体が発達したおかげで 我々のような一般市民でも自分の意見や意志を世間に公開し 皆さんに聞いていただける場所が生まれてきました。 ホームページやブログなんかがとってもいい例ですよね。 しかし、意見や意志を述べる場所が増えれば 喜ばしくない意見や意志も増えてくることになります。 一つ一つが重要な意見です。 批判することは自由ですが、これを無責任に放置してはなりません。 「あまりわからないのですが…」「知らなかったもので…」で言い逃れをすることは、意見を言わないことよりも、ずっと罪になると思います。 他人に迷惑をかけたり、不快な思いをさせてはなりません。 大切な意見や意志のはずなのに 読む相手に不快感を与えてしまうと、 ないがしろにされてしまいかねません。 自分の意見を言うのであれば、その前に 相手の意見も聞く姿勢を持たなければなりません。 相手の意見を徹底的に批判した上で論破することはおもしろいですが、 発展性のある論破をすべきです。 意見や意志というものに同調はありますが、正解はありません。 言うなれば、すべてが正解で、すべてが間違いです。 意見を限りなく正解に近づけるには、多くの議論を行い 反対意見も含めた、様々な意見を吸収することだと考えます。 我々は、専門家でない分だけ、 確信の部分にふれた意見を自由に公表することができます。 様々な意見や意志に触れ、自分と異なるものを 吸収していかなければなぁと考えています。
by fumy.f
| 2004-10-29 03:47
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